雨がやみました

けっこう早い時間から小康状態になり、やがて止みました。
残ったのは湿度だけ。

道内のニューづでは朝からひっきりなしに大雨のニュースを
報じ続けてたみたいですが、ニュースサイドで期待してたほど
大きな災害とかなかったみたいで、ニュース内容もしょぼかった
みたいです。

でも枠取ったから何か言わなきゃって事で、一生懸命大袈裟な
事や映像を流してたっぽい。

どこぞの町で、川の氾濫を防ぐために堤防閉めたら町の中に
水が溢れちゃって床上浸水したとかなんとかってアホな町の
ニュースが一つあったくらいで、他は川が氾濫するわけでも、
浸水する訳でもなく、ただの多目の雨の日で終わったみたいです。

豊平川が札幌市の中心部を流れてますが、元からとても川幅や
河川敷を広く取ってあるので、今回の大雨で水かさが増量して、
河川敷まで水が溢れても、土手や橋の上まで来る事も無く。
河川敷まで水が溢れるのは数年に1回とかのペースであるので、
特に珍しくも無かった。

ニュースではけっこう繰り返し大袈裟に演出してましたが、逆にその
必死さに困惑するくらい。
このキャスター、札幌に住んだ経験少ないのかな?とか。

近畿の方では浸水やら土砂崩れやらで、それこそ災害になってた
ようですが、北海道でもそのくらいの規模になると予想しちゃって
たんでしょうかね。
全然そんな事ありませんでした。
誰かが、北海道は雪には強いけど、雨に弱いなんて事を申してましたが、
全然そんな事無いです。
馬鹿じゃないでしょうか。
大雨より雪解け水の方が多いんだから、水流や水量や河川に対する
治水は雪の降らない地方よりしっかりしてるっちゅーの。

近畿方面の土砂崩れの原因が、雨のせいだけじゃなく、地主の強欲の
せいだ、みたいな事を言ってる人も居ました。
土砂崩れが起きる山は国の保有地じゃなく、私有地だそうで、材木を売る
ために杉などの根の浅い針葉樹ばかり植林してたために、保水能力が
乏しくて、すぐ土砂崩れになるんだとか。
自然林だったら、もっと下生えも多く、広葉樹も多く、土壌がしっかりして、
崩れることも少ないんだとか。
花粉症の原因も杉の乱植ですしね。
土砂崩れも花粉症も半分は人災って事ですな。

北海道は杉がほとんど無くて、あっても神社とか内地からの文化ごと
移植した場所にちょっと生えてるくらい。
基本は松です。
でも松を移植したりしないので、山々の植生は豊か。
広葉樹も多く、自然林も多いので、こんだけ広大な土地の割りには
土砂崩れは少ない方なんじゃないでしょうか。

スキー場なんかだと樹が無い山肌もあるけど、逆に踏み固められてるし。
まぁ冬に雪崩はありますけど。

札幌は石切り場があるくらい、硬い岩盤の上に火山灰が降り積もった地層
で出来ているらしいので、表層の火山灰地はけっこうもろいと思うんですが、
植生のおかげなんでしょうか、雪のおかげなんでしょうか、意外としっかり
してます。
まぁ雨くらいで崩落するような斜面なら、とっくに雪解け水で崩落してる
って事かもしれません。
林業よりも農業漁業の方が圧倒的に多いし、少しくらい樹を切っても、
植林しなくても勝手に増えてくれるので、人間が作り上げた植林斜面
みたいなものも無いみたい。

樹を切るにしたって、近畿関東みたいに面で伐採しないで、点で切れば
植林しなくても自然と元に戻ったんでしょうけどね。
昔は人口密度が高い分、近場から大量の建材を仕入れる必要があった
のは分かるんですけどね。
面で伐採して、もう一度伐採する予定で同じ樹ばかり植樹したけど、
輸入木材の方が安価になって、植えた樹は伐採する事がなくなり放置。
手入れもされず、植林なので下生えも無く、保水能力も無いカツラのような
山が出来上がり、崩落すると。
なんともお粗末な人災です。

そういえばニュースでは、100年200年、この斜面が崩落したなんて
聞いた事が無いとか言ってるインタビューが幾つもあったようですが、
樹齢って言葉を知らないんですかね。
1つの斜面に木々が生えて周囲を溶け込み、人々がその近くに寄り添って
生活を始めるまで、何年かかると思ってるのやら。
雪崩じゃないんだから、そうしょっちゅう崩落する斜面なんかありませんて。

今の日本には、過去の亡霊のごとく、杉植林山が近畿関東周辺に
たっくさんあり、花粉症の原因にもなってる訳ですが、植えたはいいけど
やっぱ使わないから放置という、人間の怠慢によって引き起こされる
災害が置き続けてる現実がありますが、その山が私有地って事で、
刈り取って国内で安く使用してもらって、広葉樹や下生えを植えなおす
って事ができません。
国有地なら思い切って税金やNPOでやれるんでしょうけど。

こういった杉植林山が私有地であり続ける限り、大雨での崩落に怯えたり、
杉花粉症が続いたりするんでしょうね。

川の氾濫による堤防の決壊やら、街への浸水やら、川が溢れなくても
道路が浸水したりするのも、ひとえに人間の知恵の浅はかさですしね。
川より低い所に住まなきゃいいだけの事だし、どうしても住むなら
石垣や盛り土でもして、川より高くなる場所に家を建てればいいだけだし。
台風が多くて土地の高低さが乏しい沖縄とかではそうしてるし。
斜面が崩落したら飲み込まれるような地域には住まなきゃいい話だし。
津波が来たら流されるような地形の場所に家を建てなきゃいい話だし。

雨降ったら地面に染み込むのが当たり前なのに、コンクリートやアスファルト
や建物で表面を覆ってしまうから、排水溝でしか水を除去できないから
予定より多い水量になった途端溢れるんだし。

川だって川岸や川床から地面に少しずつ染み込んでるのに、コンクリートで
固めて用水路にしちゃうから、予定より多い水量になっただけ溢れるんだし。
川っていうのは元々水量や水流によって川岸を削り取って形を変えて行く
ものなのに、護岸工事で矯正して直線にしちゃうから、雨降っただけで
水流が物凄い事になって堤防や橋をぶっ壊す勢いになるんだし。
堤防さえ築けば水が溢れないなんて浅はかに盲目的に安心しちゃってる
から川より低い場所に建物たてちゃうんだし。
人が集まればまた地面は建物やアスファルトで覆われて、治水能力が
失われ、地下に染み込むよりも排水溝使って川に流しちゃうようになるから、
ちょっと雨降っただけで川が氾濫するようになっちゃうんだし。
人口が増えて、道路や建物が増えれば、雨量は例年と変わらなくても
川が増水するのは当然の帰結なのに。

まぁ、虫が付くから収穫量上げるために農薬使ったら病気になったとか、
CO2出さないからクリーンだっつって原子力発電にしたら放射能出すとか、
便利だからって自動車バンバン作ったら排気ガスで体や精神壊したり
光化学スモッグやら温暖化やらになったり事故が相次いで増える一方
だったりと。

何事も1つの利益を追従すると、リスクは敢えて無視して置いてけぼり
になっちゃいますな。
しかも気付かないんじゃなくて、知ってるけど隠してたり放置してたり。
そして大衆が気付いた頃にはもう取り返しがつかなくなってると。

人類の進歩は、三歩進んで二歩下がるって感じですな。

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